2021年の大相撲も先日始まった九州場所を残すのみとなりました。あなたも注目している御嶽海も初日、2日目と連勝スタートです。
今場所の御嶽海は、先場所に続き東の関脇として出場しています。以前より大関昇進を期待する声も多いですが、なかなか実現には至っておらず、歯がゆい想いをしているファンも多いのではないでしょうか?
残念ながら大関昇進しそうで叶わず、振り出しというパターンが続いてしまっていますが、今場所を含め、この先、御嶽海が大関に昇進するために必要な条件を改めてまとめてみました。
大関昇進の条件
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よく言われているのが、大関になるための条件としては、関脇または小結いわゆる三役の地位で3場所連続通算での勝利数が33以上です。
御嶽海の場合、長いこと三役の地位を維持していますが、なかなか33勝以上に到達せず、大関昇進のチャンスを逃してしまっています。
大相撲の場合、一場所で15日開催され全勝で勝利数は15となります。通算33勝以上ということは、3場所連続で勝ち星を重ねる必要があり、1場所あたり11勝が目安です。
つまり二桁勝利を続ける必要があるのですが、御嶽海は二桁勝利した次の場所で勝ち星が届かず、9勝6敗、8勝7敗などの成績で終えることもしばしば。
これにより、なかなか大関昇進が叶っていない現実があります。
では、これから御嶽海が大関に昇進するためにはどれくらいの成績が必要になのか次項でご紹介します。
御嶽海が最短で大関昇進する条件
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まず、2021年九州場所の直近2場所に行われた御嶽海の成績を振り返ってみましょう。
直近2場所の御嶽海の戦績と地位
直近2場所は、2021年の7月場所と9月場所で、戦績は次の通りです。
■2021年9月場所:9勝6敗(地位:関脇)
この2場所では地位が三役の関脇を維持していて、大関昇進の条件にあてはまりますが、通算勝利数が17です。
3番所で33勝するたまには、残り16勝が必要となりますが、先述のとおり1場所でどんなに頑張っても最大15勝のため、仮に御嶽海が全勝したとしても1勝足りません。
残念ながら今場所の大関昇進は現実的ではないでしょう。今場所を含めて直近3場所の通算成績が鍵となるといえます。
大関最短昇進の条件
これを踏まえて御嶽海が最短で大関になれる可能性があるとしたら2022年3月場所となります。
この場合の条件としては、単純計算とはなりますが、先場所が9勝のため2021年九州場所と2022年の初場所合わせて最低24勝です。
今場所の2021年九州場所で全勝すれば先場所と合わせて24勝、来場所で最低9勝すれば、条件達成します。
しかし、過去の御嶽海の戦績を考慮すると、横綱の照ノ富士など強敵が存在する中でのこれを達成するのは厳しいかもしれません。
そう考えると、今場所と来場所で12勝ずつなど二桁勝利を重ねた方が現実的といえそうです。
なにはともあれ、御嶽海本人も毎回掲げている2桁勝利目標を達成してもらいたいものです。
元々、評価が高く地力があると言われている御嶽海です。早いとこ大関に昇進してファンを安心させて喜ばせてもらいたいものです。
【まとめ】御嶽海の大関昇進の条件について
ここまで、御嶽海の大関昇進の条件についてお伝えしてきました。
ご紹介のとおり、最短で大関に昇進するためには、今場所を含め、今の地位を維持かつ残り24勝が必要そうです。
この記事はお役立ていただけたでしょうか?少しでもご参考になったのであれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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